福岡市を網羅せんといかんばい

福岡は武士の町、博多は商人の町

福岡市を網羅せんといかんばい

福岡県福岡市7つの区があります。中央区、博多区、東区、南区、西区、城南区、早良区です。福岡県は九州の玄関口であり、そして九州地方では最大の人口で交通・経済・行政の中心地です。福岡市は日本の(4)大都市圏のひとつに数えられるだけあり、週末めがけて九州各地の宮崎、鹿児島、長崎、大分などから夜行バスで福岡を満喫しようと若者たちがたくさん訪れます。

九州の各県から進学を機に親元から巣立つ時、東京や大阪に出る若者もちろん大勢いますが「福岡なら近いけん、よかろ~」と福岡へ進学先を選ぶ学生が大勢います。「福岡よか~」「福岡よかばい」などなど、福岡弁の言い方はいろいろですが、福岡の魅力をたっぷりお届けしましょう~♪

福岡はどげんね?!

「博多チョンガー」を省略して「博チョン」という言葉がありますが、この「博多チョンガー」は単身赴任で一人暮らしをしているお父さん達を「博チョン」と言います。福岡は九州最大の都市ということもあって、大手企業や官公庁が多くの支店を福岡に設けています。確かに鹿児島へ九州支社もしくは九州支店を出すよりも、アクセスの良い福岡に支店を出すほうが断然メリットが多いからでしょう。そしてそんなニーズに応えて、福岡市にはたくさんの単身者向け物件もあります。それこそ、超高級物件から木造2階建てレベルまで予算に応じて様々な物件があるので福岡行きの辞令が出たら「福岡よかー!」と大喜びして福岡に乗り込んでください。

福岡市中央区

福岡の地にまだ足を踏み入れていない方は、福岡の中心地もしくは福岡の都心部はどこだろう~?!と想像すると、やっぱり新幹線の駅がある「博多」だと思ってしまうでしょう。もちろんそれはハズレではありません。博多も福岡市の中心地です。博多と同じく福岡市の中心部は「天神」です。天神にはファッションビルに百貨店などがギュギュギュと集まっています。もちろんそれに加えて飲食店やトレンドスポットも天神にも沢山あります。

「博多」は福岡市博多区になり、「天神」は福岡市中央区です。福岡市中央区となっているので福岡市の中央にあるのでは?!と思ってしまいますが、福岡市域全体で見てみると福岡市中央区は中央ではなく、中央部よりやや東側に位置しています。でも福岡市民は中央区は「中央にあるけん」とという認識です。実際に中央区を中心にして中央区の東側が博多区、南側が南区、西側が早良区、南西側が城南区になっています。

中央区には福岡市役所もあるほかに、黒田長政の命で築城された福岡城跡地が緑地そして公園の舞鶴公園として整備されています。舞鶴公園にはかつて西鉄ライオンズ・福岡ダイエーホークスの本拠地があった平和台野球場もありました。今は平和台野球場はなくなり平和台陸上競技場のスポーツ施設があります。

福岡の魅力といえば【都心部が凝縮されていて、自然も近い】ことが特筆すべき魅力です。百貨店も十分に揃っているのである程度の品物はもちろん揃います。そして有名どころのスィーツ系もかなり充実しています。有名どころのブランドショップももちろんあり、セレクトショップもあります。そして福岡市中央区には海もあります。福岡市にいながらちょっとした海外リゾート気分を味わえる「ヒルトン福岡シーホーク」もあります。福岡中央区には都市型リゾートホテルもあり、公園もあり、動植物園もあり、そして競艇場もあります。笑

福岡市博多区

博多区は在来線・新幹線の駅がある博多駅があります。博多駅から福岡市営地下鉄で福岡空港まではたったの2駅で所要時間はわずか5分です。この立地の良さから、博多駅には大企業の支社があつまるビジネス街になっています。ビジネス街の顔を持つ博多駅ですが、全国的に有名な歓楽街の「中洲」(なかす)があるのも博多区です。中洲は天神と博多を隔てている那珂川の中洲にあるので博多駅と天神のちょうど中間地点になります。

博多区の北西部は、博多湾に面しているので博多港にあるベイサイドプレイスからは、壱岐、対馬、五島列島、玄海島へ向かうフェリーやジェットホイルが就航しているので、福岡空港から飛行機で壱岐や対馬といった島に行くこともできますが、船で訪れるのもひと味ちがった楽しみになります。博多区には、東公園と呼ばれる緑地がありますが東公園内には、福岡県庁や福岡県警察本部があります。

そして福岡の空の玄関口「福岡空港」も博多区になります。国内線、国際線とターミナルがあり国際線はアジアの玄関口のように、韓国、中国、台湾、香港、フィリピン、ベトナム、タイ、シンガポールに就航しているほか、日本人の大好きなビーチリゾートのホノルル、グアムにも飛んでいます。ヨーロッパへはKLMオランダ航空が就航しているので、アムステルダム経由やインチョン経由などでヨーロッパへの旅への足がかりとなります。

博多区には福岡市立の演劇専用劇場「博多座」もあります。ミュージカル・歌舞伎・商業演劇と月替わりで様々な演目が公演されていますが、博多座の座席数は最大で1,454席と九州で最大級の劇場です。全国の中で唯一博多座だけは「花道」「奈落」「回り舞台」「袖花道」「鳥屋」「オーケストラピット」などの設備が兼ね備えられているので、スーパー歌舞伎の時には花道部分に宙吊りできる設備が使われ、ミュージカルが上演される時には、生オーケストラでの演奏とひじょうに贅沢な劇場になっています。

劇団四季が観たいなら、同じく博多区にある「キャナルシティ博多」へ行きましょう。「キャナルシティ博多」にあるキャナルシティ劇場に行きましょう。「キャナルシティ博多」も複合商業施設で、ホテルやシアタービル、ビジネスセンタービルなどのほかに、九州新幹線全線開業に合わせて増設された商業施設には、九州初出店となったH&Mや九州最大級ユニクロ、国内最大規模のZARAとこれまた魅力的な複合商業施設になっています。

最近の博多駅が注目を集めているのは、やはり「JR博多シティ」のオープンです。JR博多シティは地下3階地上10階建てになっていて九州へ初進出した阪急百貨店がテナントとして入ったことでも、大きな話題になりました。日本には大変話題になった駅ビルがありますが、JR京都駅、JR名古屋駅などがありますがJR博多シティの駅ビルの商業スペースの延べ床面積は約18万㎡になっていてこの大きさは日本国内の駅ビルの中でも、これまた最大の規模になっています。

福岡市副都心:西新&香椎

福岡市の中心地と呼ばれるのには「博多区」と「中央区」がありますが、家賃の面などで折り合いが付かない場合や勤務地や学校などの通学の面を考慮して、中央区や博多区以外でということで福岡市の副都心と呼ばれる西新や香椎もお勧めになります。西新は早良区で香椎は東区になります。

西新の北側には1980年代に埋め立てによって開発された土地のシーサイドももちがあり、シーサイドももちは福岡市の新たなベッドタウンとして人気があり近未来的なイメージが広がる街づくりがされています。香椎は古くから福岡市東部の副都心としての役割を担ってきた土地柄で、香椎駅や西鉄香椎駅があり交通の便も大変良いため、ベッドタウンとしての東区を選ぶ人たちも大勢います。

早良区

福岡市が政令指定都市になった1972年の時は西区でした。1982年に西区から早良区・西区・城南区の3つに分割されて発足したひとつが早良区です。福岡市営地下鉄も通っているため西の副都心的な場所です。地下鉄だけではなく、都市高速やバスといった交通手段も発達しているため、とても便利な土地柄になっています。早良区は南北に長くなっている区ですが、福岡市の区の中でも一番大きな区になっています。

人工埋立地のシーサイドももちは、サザエさんの長谷川町子さんがサザエさんを発案したのは西新です。サザエさんの作家の長谷川町子さんといえば、東京都世田谷区桜新町がとても有名ですが、長谷川町子さんは昭和19年から昭和21年にかけて福岡市に住んでいました。その時に百道(ももち)の海岸線を散歩しながら海にちなんだ「サザエ、カツオ、ワカメ」などの登場人物を考案した海岸です。その百道浜はかつては百道浜海水浴場としてかなり賑わった海岸線ですが、シーサイドももちはその海岸の沖合いに埋め立て地として展開されています。

福岡空港がある中央区は、空港という制限表面からは離れた場所に位置しているため、中央区の天神よりも高層の建物が建てられるということもあって、シーサイドももちには福岡タワーといった観光施設もあれば、テレビ局のテレビ西日本、RKB毎日放送があるほか、情報技術研究開発機関や情報関連企業が早良区のシーサイドももちに集中しています。他にも高層タワーマンションもある高級住宅地になっています。

東区

福岡市の行政区の中で、一番人口が多いのは東区です。早良区にはシーサイドももちという埋め立て地がありますが、東区にはアイランドシティという埋め立て方式で人工島が作られています。アイランドシティは博多湾の港湾機能を強化するため、また宅地開発のため計画され建設されました。東区の中央には香椎という東区の人の流れの面でも中心的な場所があります。

香椎にはJR鹿児島本線とJR香椎線の乗換え駅JR香椎駅、西鉄貝塚線の西鉄香椎駅があります。また都市高速の高速1号線北端出入り口もあることから、福岡市東部の交通の要所でもあります。

アイランドシティや香椎操車場跡地の再開発プロジェクトなど、変化が著しい東区ではありますが歴史的にも有名な観光地があります。東区の南側にある箱崎は古い街並みが残っていますが、日本三大八幡宮のひとつ筥崎宮があります。江戸時代に金印の「漢委奴国王印」が出土したのは、東区になる志賀島です。志賀島には「君が代」が奉納される神社で、全国の綿津見神社の総本宮でもある志賀海神社があります。

南区

福岡市南区は西鉄の天神大牟田線とJR九州鹿児島本線が通っています。福岡市の中で唯一地下鉄が通っていない区になります。南区の中心地は西鉄天神大牟田線大橋駅がある大橋地区です。大橋は商業地にもなっています。そして鴻巣山(こうのすやま)という標高100.4メートルの山が南区と中央区の区境になっていて、この山の周辺は福岡市の高級住宅地になっています。

かつての昔の南区となる前の時代は、水田がある地区でしたが福岡市が人口増加するにつれて急速に住宅地として発展した地区です。福岡を代表する公立高校として名高い修猷館高校と肩を並べる福岡県立筑紫丘高等学校が南区にはあります。ちなみに福岡県立筑紫丘高等学校は、タモリの出身校です。タモさんのほかには、クッキングパパが代表作のうえやまとちの他かなり多くの有名著名財界人を輩出している名門校です。

西区

福岡市西区の中心地は姪浜です。西区は姪浜を中心にして発達しています。交通の便は福岡市営地下鉄空港線の姪浜駅、そして福岡市営地下鉄七隈線の橋本駅を利用します。空港線は姪浜駅までなので、それから先の下山門、今宿、などはJR九州筑肥線になり姪浜駅から直結しています。西区には鎌倉時代の元寇のときに築かれた防塁が、今も西区の北の海岸線に平行に存在しています。

西区にあるショッピングモールといえば、九州最大のアウトレットモールがあることです。マリノアシティ福岡ピアウォークには、アウトレットモールだけでなく結婚式場やヨットハーバーもあるため、とても開放的なつくりになっています。

姪浜駅から福岡市営渡船で10分で、花の名所が楽しめる能古島(のこのしま)も西区になります。能古島は博多湾の中央に浮かんでいて、季節ごとに菜の花・桜・コスモス・水仙が咲き乱れます。意外かもしれまんが、能古島はかいわれ大根発祥の地でもあります。

城南区

政令指定都市になったときには、西区の一部でしたが西区から早良区、城南区、西区と3分割された区のひとつが城南区で、福岡市の中では中央区に続いて2番目に狭い区が城南区です。城南区には福岡市民の憩いの場として親しまれている標高597メートルの油山(あぶらやま)があります。油山は城南区早良区南区にまたがっています。

城南区の人口の2割に相当する約2万5千人が在籍する、福岡大学と中村学園大学が城南区にあります。城南区と大学が交流する事業が盛んに行われているのも城南区の特徴です。